ロレックス(機械式時計)をオーバーホールしないとどうなるか解説!

T.A.

T.A.
ロレックスなど機械式時計は、オーバーホールをせずにそのままにしておくとどうなるのでしょうか?

⇒当サイトの管理人「T.A.」とは

ロレックスのオーバーホール料金は、決して安くありません。

そのため、オーバーホールに対して、乗り気ではない方が殆どなのではないでしょうか。

にも関わらず、「オーバーホールはしないとヤバいの?」と、気になっている方も非常に多いと想像します。

そこでこのページでは、ロレックスの時計はオーバーホールしないとどうなるのか。

想定される不具合や、然るべき対処方法などについて解説してみました。

「ロレックスを末永く愛用したい!」ということでしたら、ぜひ最後までご一読ください。

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オーバーホールは絶対に必要なのか?

絶対に必要かと聞かれると・・・

ロレックスなどの機械式時計は、使い続けることを前提にした場合「頻度」についてはさて置き、いずれ絶対にオーバーホールが必要になります。

逆に、今後一切使うつもりがなければ、別にオーバーホールは必要ありません(当たり前ですが^^)。

ちなみに、ロレックスのオーバーホールの頻度(目安)については、こちらの記事をご参考になさってください。

【関連記事】

⇒当サイトの管理人「T.A.」とは おそらく、ロレックスのオーバーホールの頻度については、至るところで様々な意見を聞いたことがあるかと...

よく3年とか5年とか、あるいは10年に1度はオーバーホールをした方が良いという話を耳にするかと思います。

でも、こういった話にコレといった正解はありません。

「不具合が出る前にしたい」という人もいれば、「不具合が出てからでいい」という人もいますしね。

不具合が出る前にしたい(予防目的でオーバーホールをしたい)人は、必然的にその頻度は高くなるはずです。

不具体が出てからでいい(オーバーホールというよりは修理のつもりでいる)人は、自然とその頻度は低くなるでしょう。

結局はその人の価値観次第で、どちらが正しいとか、間違っているといった話ではないと思います。

ただ、ロレックスを末永く愛用したいのに、オーバーホールは長期間しないというなら、それはかなりハイリスクかもしれません。

ロレックスを長期間そのままにし続けた結果、機械内部が深刻なダメージを受けていた、といったことが非常によくあるからです。

【おすすめの記事】

⇒当サイトの管理人「T.A.」とは ロレックスやオメガをはじめとする高級機械式時計は、修理やオーバーホールさえ怠らなければ一生ものとし...

オーバーホールをしないとどうなる?

では、実際にオーバーホールをしないとロレックスなどの機械式時計はどうなってしまうのでしょうか。

想定される不具合について、以下に解説していきます。

潤滑油が切れる

全ての機械式時計のムーブメントには、各部品がストレス無く稼働するように元々潤滑油が塗布されています。

この潤滑油が使用に伴い汚れたり劣化したりするのは、どうしても避けられないことです。

また、使用していない時計であっても、潤滑油が経年によって気化し、干上がってしまうのも仕方のないことです。

このように潤滑油が汚れたり、劣化したり、干上がったりした状態で時計を動かせば、部品同士の摩擦が激しくなり、部品自体にも劣化や損傷などが生じるようになります。

それらを放置して使い続ければ、各部品のダメージがより深刻になってしまうのは容易に想像が付くと思います。

そのため、本来でしたら、潤滑油が切れてしまう前に機械内部の洗浄と再注油を行うのが、正しいオーバーホールといえるのではないでしょうか。

油切れは、機械式時計のあらゆる不具合の引き金になるということですね。

時間が遅れる

ロレックスなどの機械式時計をオーバーホールせずに使っていると、いずれ時間の遅れや進みといった精度不良が生じる可能性があります。

この時、機械内部に見られる不具合としては、まず油切れが考えられます。

油が切れただけでも精度不良は起こりえますが、同時に動力源であるゼンマイに劣化が見られることもよくあるケースです。

その場合は、オーバーホールと同時にゼンマイの交換が必要です。

時計が止まる

動力源であるゼンマイの劣化が進むと時計は止まりやすくなり、ゼンマイが切れると時計は完全に止まってしまいます。

尚、時計が止まりやすくなる頃には、手巻きが重くなる、内部から異音がする、などの他の不具合も併発していることがよくあります。

それらの原因としては、ローター(ゼンマイを巻き上げるだめの部品)の回転軸や、各種歯車の摩耗が影響しているケースが目立ちます。

当然ですが、もはやこのような状態では、時計をまともに使うことは不可能です。

パッキンが劣化する

パッキンはある意味、潤滑油と同じで使用しなくても劣化してしまう部品といえます。

パッキンに使われている素材は、経年によって硬化(=劣化)します。

硬化したパッキンは弾力性が失われるため、防水性や気密性といったパッキン本来の役割を果たせなくなります。

そのため、4~5年に1度パッキンを交換するために、必ずオーバーホールに出しているというユーザーもいるくらいです。

もしかしたら、水に濡らさなければ、パッキンはあまり重要ではないと考える人もいるかもしれませんが、それは正しくありません。

パッキンが劣化していると、夏場の湿気や冬場の結露などによって、知らぬ間に水気の侵入を許すことにもなりかねません。

それらは、機械内部、文字盤、針などの錆びや、腐食の原因に繋がる可能性があるので、十分注意しなければいけません。

まとめ

ロレックスなどの機械式時計を使い続けるには、やはりオーバーホールは絶対に必要です。

それをいつ、どのぐらいの頻度で行うかは、「不具合が出る前にしたい」のか「不具合が出てからでいい」のか、その人の考え方によると思います。

もし「不具合が出る前にしたい」のでしたら、それは「油切れ」「パッキンの劣化」が起こる前ということです。

具体的には、5年に1度くらいを目安にすると良いでしょう。

「不具合が出てからでいい」という場合でも、時間が遅れるようになってきた時点で、速やかにオーバーホールすることをおすすめします。

時計が止まるなど不具合が顕著になってからでは、多数の部品交換が必要になるなど、修理費用が高額になることが予想されるからです。

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