腕に嵌めているのに止まってしまう・・・
これらは故障?
原因は何なのでしょうか?
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自動巻きの腕時計は、本来でしたら使用している間は動き続けるもの。
また、ゼンマイが最大限に巻き上げられた状態でしたら、放置していても※2~3日は動き続けるものです。
にも関わらず、
「使っている間に止まってしまう・・・」
「明らかに短い時間しか動いていない・・・」
そんなことが起きてしまうのも、ある意味「必然」と言えるでしょう。
あくまで「機械式」の腕時計ですから、止まるのにも必ず原因があって、決して偶然ではありません。
このページでは、そんな自動巻きの腕時計の止まりの原因や対処方法について解説しています。
ご参考になさってください。
※ゼンマイが最大限巻き上げられた状態からどの程度の時間、腕時計が作動し続けるのか(これを「パワーリザーブ」とか「動作持続時間」という)は、腕時計の性能によって異なります。
※一般的には40~50時間程度のパワーリザーブの腕時計が多いですが、中には192時間(8日間)や240時間(10日間)といったロングパワーリーザーブを誇る腕時計も存在します。

自動巻きの腕時計の仕組み

敢えて説明する必要も無いかもしれませんが、ここで簡単に自動巻きの仕組みについて触れておきます。
まず、動力源となるのはゼンマイで、巻き上げられたゼンマイが解ける力によって時計自体が動いています。
この部分に関しては「手巻き時計」も「自動巻き時計」も全く同じ。
ただ、このゼンマイを巻き上げる仕組みが、手巻き時計は「リューズを回すこと」であるのに対し、自動巻き時計は「ローターの回転によるもの」という点において、両者は決定的に異なっています。
自動巻きのローターは、腕に嵌められた時計の動きによって回転し、その力が歯車に伝達されることでゼンマイが巻き上げられる仕組みになっています。
自動巻きの腕時計が止まる原因
「なぜ、止まってしまうのか?」
そう感じた時は、大抵ムーブメントの故障や不具合が原因です。
その場合、修理やオーバーホールが必要になります。
ただ、「ちょっとした使い方の問題」が原因の可能性もゼロではないので、そんな時は冷静に腕時計の状態を把握することが大切です。
修理が不要の場合
ムーブメントに故障や不具合が無くても、ゼンマイの巻き上げ不足によって止まってしまうことは少なからずあるようです。
腕に嵌めていても、体や腕の動きが少ない場合は巻き上げ不足になりかねないので、日頃の生活や行動パターンを一度振り返ってみると良いでしょう。
仕事や勉強、作業などで頻繁に腕時計を外す習慣があれば、それも巻き上げ不足の原因になっているかもしれません。
これらは正に「ちょっとした使い方の問題」なので、それさえ理解出来ていれば、全く心配は要りません。
修理が必要な場合
元々ムーブメントの内部には、ゼンマイをはじめとする各パーツがストレス無く動くように「潤滑油」が塗布されています。
止まりが気になったら、まずはこの潤滑油が切れていないかを疑うべきです。
潤滑油はあまり使用しない腕時計であっても、およそ5年で干上がってしまうといわれています。
この潤滑油が切れただけでも止まりの原因になりますが、同時にゼンマイ切れやゼンマイの劣化、ローター真の摩耗といった、部品のトラブルが起きていることも多々あります。
前回のオーバーホールから5年以上経過していて、さらに止まりが気になるようでしたら、それは再度オーバーホールを行う時期です。
対応が早ければ部品交換無しで、オーバーホールのみを行うだけで済むかもしれません。
逆に無理して使えば使うほど、部品の劣化や摩耗は酷くなり、それら交換を含む修理代が高く付くことは言うまでもありません。
修理が必要な場合の料金目安
ブランドやムーブメントの種類によって、当然ですがメンテナンスにかかる費用が異なります。
よって、ざっくりとですが、街の時計修理店でオーバーホールをする場合には、次の金額が目安になります。
- 国産自動巻き:10,000円~
- 舶来自動巻き:20,000円~
また、腕時計が止まる際に、よくあるムーブメントの故障や不具合としては、次のものが挙げられます。
- ゼンマイの劣化
- ゼンマイ切れ
- ローター真の摩耗
- リバーシングの摩耗
動力源であるゼンマイが劣化したり切れてしまえば、時計が止まってしまうのは容易に想像が付くと思います。
ローター真はローターが回転する軸であるため、ローター真が摩耗するとローターの回転にガタつきが生じ、正常にゼンマイを巻き上げることが出来なくなります。
そればかりか、ローターとムーブメントが擦れることで鉄粉が発生し、それが他のパーツを傷つける要因にもなるのです。
リバーシング(リバーシングホイール)は、本来ローターの回転をゼンマイを巻き上げる力に変換する役割を果たしています。
ということは、当然リバーシングが摩耗すれば、ゼンマイの巻き上げ不良に繋がるわけです。
ちなみに、これら摩耗や劣化したパーツは、オーバーホールと同時に交換する必要があります。
当然、その部品代と工賃も発生するので、オーバーホール料金にプラスして、数千円~数万円の費用がかかります。
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